ティンバーフレーム工法という選択
2009.07.07

シアトル西部にあるポートタウンセンドで大工をしていたランダウ家のチャールズとジュディスは、1978年新しい建築分野に参入することを決意し、ティンバークラフト・ホームズ社を設立しました。オレゴン西部のダグラスファーやポートオーフォードシーダー(ベイヒ)などの北西部の通直な木目の樹種木材を使用した歴史を感じさせる住宅の建築を目指しています。ランダウ家の二人は、梁の美しさばかりでなく、その数百年という耐久性や貴重な木材に敬意を払って最大限有効に使う工法に惹かれ、ティンバーフレーミングを取り入れることにしました。

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アフォーダブル住宅を建てるには
2009.06.18
今、日本の住宅産業は非常に厳しい状況にあります。これには経済不安、将来不安など経済が低迷している状況が背景となっていますが、米国でも同様、個人消費が伸び悩んでおり、住宅投資の鈍化も指摘されています。シアトルにあるチェニー工務店社長、デビッド・チェニー氏はマイホームを持つ夢をあきらめかけていた家族のためにアフォーダブルな住宅を建てました。そのクライアントは様々なビルダーと相談をしたが、予算内では希望する広さ(夫婦と子供3人)の住宅は建てられないと断られてきたそうです。アフォーダブル住宅というと水準の低いプロジェクトではないかと誤解されがちですが、チェニー氏は創意工夫を重ねて、市場価格の住宅と同レベルの住宅を建てることができました。クラインアントの夢の実現に貢献でき、満足したクライアントを見ていると大きな喜びを得たと言います。そこで、アフォーダブルな住宅を建築する上でのノウハウを教えてもらいました。

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米国における高齢者住宅市場
2009.06.18
住宅業界の市場動向を追いながら、次のビジネスチャンスを待っている経営者向けにさまざまな提案を続ける不動産コンサルタントのジョン・バーンズ氏が今後の高齢者住宅市場の予測をしています。急速な高齢化社会を迎えている日本でも導入できる点があるのではないでしょうか。

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ロジャー・ウィリアムズ: 日本住宅におけるサスティナブルなデザインと建築
2009.06.18

ロジャー・ウィリアムズ 
FAIA(米国建築者協会)・JIA((社)日本建築家協会)会員
20年近くにわたり日本の住宅設計・建築に携わる。ワシントン州政府始め多くの日本政府機関や日本企業と提携。ミスーン社代表を退任し、現在はロジャー・ウィリアムズ・アーキテクト社として独立。

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ENERGY STAR: エナジースター窓で省エネを実現
2009.06.18

今日では、高性能な窓の開発が進み、窓の役割は以前のようにただ単に屋外の景色を楽しむだけのものではなくなりつつあります。現在、米国の住宅の35%がENERGY STARマークの省エネ窓を採用しており、この割合は今後増加の傾向にあります。

リモデルの場合、リモデル自体のコスト上昇と高性能窓の価格が高いという理由で、オーナー側にどうしても外観を変えたい、開閉不可能な窓があるなどの特別な理由がない限り、既存の窓をそのまま使うことが多いようですが、高性能窓を採用する初期投資とその後の光熱費のバランスをどう取っていくのか、難しい問題です。

しかしながら、新築の場合では最初から省エネ窓を採用するのは賢い選択です。エフィシェント・ウインドーズ・コラボレーティブ(EWC)によると、省エネ窓の採用で冷暖房費用を大幅に削減することができます。同時に室内温度調整センサー機能が優れた高性能な冷暖房機器を採用してピーク時の負荷を減らすことで、省エネ窓との相互作用により省エネ効果を高めることができ、結果的には省エネ窓への初期投資費用を回収することができます。

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